ロンドンでの自動車運転

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超低排出ゾーン規制(ULEZ)と渋滞税(The congestion charge)による環境への配慮

今年も本格的な寒さが到来し、冬至を前に雪化粧したロンドン。一晩にしてあたり一面真っ白になった姿は、寒い中でも心を温かくしてくれるような美しさがありました。

残念ながら交通量の多いセントラル・ロンドンでは朝の時点でほぼ除雪され、路肩に集まった灰色の雪の塊だけが残り、昨夜見た雪景色とは対照的に現実に引き戻された感覚になりました。

ロンドンでは大気汚染対策として2019年、排気ガスが多い古い型の車両対し課金する『超低排出ゾーン規制(ULEZ)』が施行されました。これにより一般的自動車に対して、2006年以前製造のガソリン車と2015年以前製造のディーゼル車は指定ゾーンに入るために1日に12.50ポンドが課税されるようになりました。2021年10月には北南の環状線まで指定ゾーンは拡大され、来年2023年8月29日からロンドン全区において対照となります。

またロンドン中心部では、渋滞緩和を目的に、2002年より渋滞税(The congestion charge)も開始されており、平日朝7時から夕方6時まで乗り入れる車両に対し1日15ポンドを課せられています。よって平日昼間対象となる車両で中心部に乗り入れようとすると渋滞税とULEZの両方を払う必要があります。

この渋滞税は、CO2排気量が75g/km以下のプラグインハイブリッド車と純電気自動車は免除されていましたが、2021年10月からすべてのハイブリッド車に課税され、更に2025年12月からはすべての電気自動車が渋滞税を払うことになります。

日々変化する大都会ロンドン。その環境を大切にしながら四季折々の時を楽しんでいける街づくりに協力していきたいですね。

本年も残すところあとわずかとなりました。 この1年Kens Estateをご利用いたただき誠にありがとうございました。2023年も従業員一同、皆様にご満足頂けるサービスを心がける所存でございますのでより一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。 なお、誠に勝手ながら、年末年始はカレンダー通り下記の日程で休業させていただきます。

12月24日、25日、26日、27日

1月1日、2日

 

Warmest wishes for a happy holiday season and a wonderful New Year. With lots of love!

 

参照:TFL

 

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