
イギリス住宅の種類と土地の所有について
イギリスにはビクトリア時代に建てられた物件や近代のモダン建築物件など様々な住宅があります。
また土地の所有形態の違いについてもご説明いたします。
住宅の種類
デタッチドハウス
Detached House
一戸建てのハウス。日本では特に一般的なハウスの造りとなり、ロンドンにおいて非常に高価なお住まいですが、よりプライベートな空間を好まれる方にお勧めなお住まいです。

セミデタッチドハウス
Semi-Detached House
一戸建ての大きなハウスを、左右対称、半分にわけられたお住まい。独立した玄関やお庭を持ち、真ん中の壁のみをお隣と共有しています。物件が非常に高価なロンドンにおいて、デタッチドハウスよりもリーズナブルに購入・賃貸が可能です。

テラスドハウス
Terraced House
19世紀以降、労働者の為に造られたイギリス式の長屋。大きな1戸の長屋を区切って、いくつかのハウスにし、それぞれ独立した玄関とお庭を持っています。ロンドン中心部に多く、非日系の方々からも非常に人気のお住まいです。

タウンハウス
Town House
テラスハウスよりも新しく、1960年代以降に建設された現代版の長屋。ロンドン中心部に多く、駐車スペースを考慮して造られ、独立した玄関とお庭を持っています。

パーパスビルトフラット
Purpose-Built Flat
日本でいうマンションタイプの集合住宅。ロンドン市内に多く建てられ、コンシェルジュやリフト、その他サービス(ジムやスイミングプール等)が提供されている建物もございます。

コンバージョンフラット
Conversion Flat
大きな一戸建てを階ごとに区切り造られた、集合住宅。メインの玄関と階段、造りによってはお庭も共有しており、天井の高いお住まいも多い。政府による景観保護の為、外観を変えず改築されてきた歴史あるお住まい。

スタジオフラット
Studio Flat
日本でいうワンルームマンションを指し、寝室とリビングが分けられていない造り。フラットのよってはキッチンが独立している場合もあり、単身者にお勧めなお住まい。

ミューズハウス
Mews House
昔、馬小屋だった建物を改築した長屋。高級住宅街の中の隠れ家の様なお住まい。

ベッドシット
Bedsit
専用のキッチンが備わったお部屋のこと。バスルームは他のテナントさん、大家さんと共有で使用して頂くタイプ。

イギリスの土地所有形態の種類
フリーホールド
Freehold
不動産を所有する形態において、土地や建物を所有する権利が永久的にオー ナーに所属する意味。ある程度自由に物件改装を行うことができる。
リースホールド
Leasehold
物件権利が一定期間のみ家主に所属する意味。日本語では不動産賃借権、定期不動産権と訳される場合もある。