冬のお悩み対策

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- 結露編 –

 

10月に入り秋空が一層美しい季節となり、少しずつではございますが肌寒くなってまいりました。これから冬を迎えるロンドンは、特に結露に悩まされる時期となります。

結露はカビの原因にもなり、住環境、健康へも悪影響を及ぼします。住環境と健康を維持するために、今回はご家庭内で出来る対策をいくつかご紹介させていただきます。

 

なぜ結露は発生するのか?

結露は、室内と外気の温度差によって発生します。住宅での結露の主な要因は以下が挙げられます。

 

湿度の上昇: 

室内の湿度が高いほど、結露の発生リスクが高まります。湿度は室内での生活、調理、入浴などの日常的な活動によって上昇します。

 

寒冷な外気: 

冷たい外気が窓ガラスや壁などの冷たい表面に触れることで、その表面が冷却され、結露が発生します。

 

窓ガラスやサッシの断熱性不足: 

古い窓やサッシ、断熱性の低い窓など、外部からの寒冷空気の侵入を遮断できない場合、結露が発生しやすくなります。

 

結露を防ぐためにできることは?

こまめな換気: 

室内の湿度を下げるために、定期的に換気を行いましょう。窓を開けて新鮮な外気を取り入れることで湿度を調整できます。

 

湿度の管理/除湿: 

室内の湿度を40%~60%の範囲に保つように心掛けましょう。湿度計や除湿器を使用して調整しましょう。

 

窓周りの断熱強化: 

窓ガラスやサッシの断熱性を向上させることで、冷気の侵入を減少させます。断熱材やシールを使用して窓周りを補強することができます。

 

窓用ヒーターの利用: 

窓用ヒーターを設置すると、窓ガラスの表面温度を上げ、結露の発生を抑えることができます。

 

室内干しの最小化: 

濡れた洗濯物を室内で干すと湿度が上昇します。乾燥機があるご家庭はなるべく乾燥機を使いましょう。やむを得ない場合は、風通しの良い、湿度を逃がしやすい場所で干しましょう。

 

観葉植物の最小化:

植物も水蒸気を発生させ、湿度上昇の原因となります。観葉植物を減らし、窓際を避けて配置するなど対策をしましょう。

 

家具の配置: 

家具を窓際に配置すると空気が停滞し結露の原因となります。家具のレイアウトを変え、風が循環するようにします。

 

結露の拭き取り: 

結露ができてしまった場合には乾いた布でこまめに引き取りましょう。窓やサッシの下に新聞紙を置いておくことで、結露対策、結露の吸収にも役立ちます。

 

これらの結露対策を組み合わせて、快適な住環境を維持し、結露による不快さや建物の劣化を軽減しましょう。物件の損傷が大きくなればなるほど、退去時の請求も膨れ上がります。また、窓枠がいたむことでお部屋の保温性能も低くなり、冬場の光熱費が上がってしまいます。最近は断熱性を上げるシートや結露を防ぐスプレー、除湿剤など簡単にオンラインやスーパーマーケットで手に入るので、それらを使うことも一つの対策となります。

結露によるカビの発生は、鼻や呼吸器系への悪影響を及ぼしますので、特にお子様のいるご家庭では、結露対策を心がけ、良い住環境で健康な生活を送れるよう対策することも重要です。

 

ご質問などございましたら、Kens Estateまでお問い合わせください。

Enquiry Kens Estate: enquiries@kensestate.com

 

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