イギリス住宅の建築様式ガイド|時代別の特徴と見分け方
イギリスの住宅は、建てられた時代によって、外観や間取り、素材、装飾、住み心地にさまざまな特徴があります。整然としたジョージアン様式、優美なリージェンシー様式、装飾豊かなヴィクトリアン様式、郊外住宅の発展を象徴するエドワーディアン住宅や戦間期住宅など、街を歩くだけでも異なる時代の建築を見ることができます。
建築様式や建築年代を知ることは、物件の外観を楽しむだけでなく、間取り、採光、天井の高さ、庭の広さ、建物の管理や改修について理解する手がかりにもなります。同じエリアや価格帯の物件でも、建てられた時代によって住まいの特徴は大きく異なります。
ケンズエステイトでは、英国で住宅を購入・賃借する方や、不動産を所有する方に向けて、本ガイドで取り上げる8つの建築様式と年代区分をご紹介します。それぞれの時代背景、外観と内装の特徴、物件を見分けるポイント、ロンドンや英国各地で見られる代表例をご覧ください。
イギリス住宅の代表的な建築様式
建築様式を選択して、それぞれの特徴や時代背景、外観や内装から物件を見分けるポイントをご覧ください。

ジョージアン Georgian
左右対称の外観と整然と並ぶ窓、高い天井が特徴。端正で均整の取れた英国住宅様式です。

リージェンシー Regency
白いスタッコ外壁や優雅な曲線、装飾的なバルコニーが特徴。ロンドンの上品な街並みを代表します。

ヴィクトリアン Victorian
レンガ造りの外壁、出窓、装飾的なディテールが特徴。現在も英国各地で多く見られる住宅です。

エドワーディアン Edwardian
明るく広い室内、大きな窓、広めの間口が特徴。ヴィクトリアン住宅より開放的な傾向があります。

戦間期 Interwar
ベイウィンドウ、瓦屋根、前庭を備えた郊外住宅が中心。実用性とゆとりを重視した住宅です。

戦後 Post-war
住宅不足への対応から大量に建てられた、簡素で機能的な住宅。戸建てから集合住宅まで幅広く見られます。

モダン Modern
装飾を抑えた外観、開放的な間取り、大きな窓が特徴。機能性を重視した住宅デザインです。

コンテンポラリー Contemporary
現代の素材や設備、環境性能を取り入れた住宅。時代に合わせて進化するデザインが特徴です。