イギリス売買不動産で使う英語の不動産用語集

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イギリスで住宅や投資物件を購入・売却する際に登場する不動産用語を、日本語でわかりやすく解説します。 フリーホールド、リースホールド、コンベイヤンシング、エクスチェンジ・オブ・コントラクト、スタンプ・デューティーなど、買主・売主それぞれの立場で知っておきたい重要な用語の意味をまとめました。 A〜Zの索引と検索で絞り込みができます。イギリスでの不動産購入・売却、契約書の確認などにご活用ください。

売買プロセス

売買における一連の流れや各ステップで使われる基本用語

  • Acceptance

    売主が購入申し出(オファー)を受け入れること。

  • Completion

    売買の最終段階。代金の支払いと物件の引き渡しが行われる日。

  • Exchange of Contracts

    売買契約書の交換。法的拘束力が発生する重要な段階。

  • Offer

    購入希望者が提示する購入価格の申し出。

  • Subject to Contract

    契約締結前の合意段階で、法的拘束力はまだない状態。

  • Under Offer

    オファーが出された状態。まだ正式契約には至っていない段階。

買い手向け

不動産を購入する際に必要な金融・調査関連の用語

  • Help to Buy

    政府の支援制度。初回購入者向けに一部資金援助を行う。

  • LTV (Loan to Value)

    ローン額と物件価格の比率。融資の条件に影響する重要な指標。

  • Mortgage

    住宅ローン。銀行などの金融機関から借りる資金。

  • Mortgage Agreement in Principle

    仮のローン承認書。買い手の資金力を示すために利用される。

  • Searches

    土地や建物に関する公的調査(例:過去の用途、汚染、計画申請など)。

  • Stamp Duty

    印紙税。購入金額に応じて課税される不動産取引税。

  • Survey

    物件調査。建物の状態や問題点を調べる。

売り手向け

不動産を売却する際に関係する用語や手続きに関する用語

  • Asking Price

    売主が提示する販売希望価格。

  • Energy Performance Certificate (EPC)

    省エネ性能証明書。販売時に提出義務がある。

  • Estate Agent

    不動産業者。売却活動をサポートする。

  • Valuation

    査定。不動産の市場価値を評価する。

契約・法的用語

契約書や所有権、登記、その他の法律関連用語

  • Chain

    複数の売買取引が連動している状態。取引完了までのスピードやリスクに影響する。

  • Conveyancing

    不動産の名義変更に関わる一連の法的手続き。

  • Covenant

    不動産に付随する契約上の制限や義務。土地の使い方に影響することがある。

  • Freehold

    土地と建物の両方の所有権を持つ形態。

  • Gazumping

    売主が既に受け入れたオファーよりも高い新しいオファーを受け入れる行為。

  • Gazundering

    買主が契約直前で提示額を下げる行為。

  • Land Registry

    不動産登記機関。所有権の登録を行う。

  • Leasehold

    建物は所有するが、土地は別の所有者から借りている形態。

  • Share of Freehold

    所有者が土地の共有権を持つ形態。Leaseholdより所有権に近いが管理が複雑な場合もある。

  • Solicitor

    売買契約や調査を担当する法務専門家。

  • Tenure

    不動産の所有形態(例:Freehold、Leasehold、Share of Freehold など)。

  • Title Deed

    権利証書。不動産の所有権を証明する書類。